準大手ゼネコン「前田建設工業」のマンションに住んでいる方々からの口コミや評判のほか、前田建設工業の平均年収や売上などをまとめてみました。
前田建設工業ってどんなゼネコン?
土木部門・建築部門共に幅広い実績を持ち、特に土木部門を得意とする、準大手ゼネコン。飛島組傘下の建設事務所として創業し、その後現在の会社名へと変更。大手建設会社の中では比較的歴史の浅い会社です。
「青函トンネル」「柏崎刈羽原子力発電所」「香港国際空港ターミナル」等の実績を残しています。業界全体として土木工事が年々減少傾向にある厳しい状況下で、2009年には創業家以外から初めての社長が就任、改革を目指しています。
ボランティアの数名の社員により「ファンタジー営業部」という活動を立ち上げました。これは、SFやアニメ等に登場する土木施設の工事を想定し、工期や工費を算出するとうおもしろい企画であり、他企業とコラボレーションしたり書籍化されたりと、注目を集めました。
近年では太陽光発電施設の建設や集合住宅向けの空調システム等も手掛けています。
平均年収・売上など
売上高や資産額や従業員数などといった各数値は最新のものではない可能性があります。最新の情報は公式サイトや会社四季報などをご確認ください。
会社名 | 前田建設工業株式会社 |
設立日 | 創業:1919年1月 法人設立:1946年11月6日 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田猿楽町二丁目8番8号 猿楽町ビル |
公式サイト | こちら |
売上高 | 4677億円2400万円 |
総資産額 | 6853億3700万円 |
従業員数 | 2746名 |
平均年収 | 約860万円 |
平均勤続年数 | 約16.8年 |
マンションの口コミ・評判
満足度5.0
外観・内装 | 5.0 |
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共用部 | 5.0 |
防音性能 | 5.0 |
耐震・免震 | 5.0 |
安心安全が第一
夢のマンション購入は、やはり信頼と実績のあるゼネコンが建設しているマンションと決めておりました。これからは、快適に住めることは当たり前で、より丈夫であってほしいと思い、耐震性も判断材料の一つとして検討を進めていました。
立地条件や通勤、交通の便も色々と考えておりましたが、確かに今回購入したマンションよりも通勤や金額面に対しても好条件のマンションがいくつかありました。しかし、耐震性や安全面で少し気になることもあり、見送っていました。
そして、今回ショールームを見学して、色々な面で自分にとってやっと納得いく物件に巡り合えました。
ゼネコンも前田建設工業と、スーパーゼネコンとまでいかなくとも、名の知れた大手ゼネコンでしたので、安心できる部分もありました。マンションの設計から施工まで一括で監理している部分も、安心感を持てる要素でありました。
予算的には予定していた物よりは超えてしまいましたが、今後のことを考えて、安心安全を第一に決め、今では後悔せず、快適に暮らしております。
外観・内装 | 5.0 |
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共用部 | 5.0 |
防音性能 | 5.0 |
耐震・免震 | 5.0 |
資産価値が下がりにくい
勝どきに建つタワーマンションを所有しています。そのマンションを建てたゼネコンは大手の部類にも入る前田建設工業です。
やはり、大手ゼネコンが建てたマンションだけあり、免震の機能はとても優れています。このマンションに住むようになって何度か大きな地震にも遭いましたが、私の専有部分はもちろん、共有部分にも大きな被害は出ていません。
近隣のマンションではそれなりに建物に被害が出たという話も聞いており、やはりその点は大手ゼネコンが建てたマンションは耐震性能も一味違うなと思います。
また、私が特に気に入っているのは、マンションの外観デザインが秀逸だということです。最近は勝どきや晴海界隈にも新しいマンションが続々と建っていますが、そういったマンションと比べても、デザイン性は抜きん出ていると思います。
前田建設工業の建てるマンションは、デザイン性でも他のゼネコンより優れているという評判も聞いたことがあり、そもそも私がこのマンションの購入を決めたのは、デザインの良さも大きなポイントでした。
よくニュース番組や天気予報で番組の始めに、湾岸界隈の風景が映し出されますが、大抵、私の住むタワーマンションが映されます。これはテレビ的にも、このマンションのデザイン性の良さが認められているからではないかと思っています。
最近のタワーマンションは、何かデザインが同じような感じになって来ているような気がします。他とは違うデザインのマンションを探されている方は、前田建設工業の物件を候補に挙げられてみてはと思います。
また、同じマンションの住民からは「ロビーの造りもなかなか良い」という評判を聞いたことがあります。
このマンションの住民にはタワーマンションをいくつも所有している人がいるのですが、その人によると、「タワーマンションとして必要最低限のロビーの機能はしっかりと備えており、かつ、生活動線もきちんと考えて作り込まれているので、前田建設工業はとても高いマンション建設能力を持っている」とのこと。
たしかに、タワーマンションのロビーは、高級感を出すために無駄にエスカレーターや共有スペースが多かったりして、管理費の高騰につながってしまう物件が多いような気がします。
前田建設工業の建てたこのマンションは、この住民の人がいうように、必要にして十分な機能、設備がきちんと考えて作られているなという感じがします。
先日、このマンションの住民の方が所有している物件を売りに出されたのですが、前田建設工業の建てたマンションは資産価値の市場評価が下がりにくく、住み替えにもとても有利だと言っていました。
こういう所にも、大手ゼネコンの手がけた物件のメリットというものはあるものなんですね。
外観・内装 | 5.0 |
---|---|
共用部 | 5.0 |
防音性能 | 5.0 |
耐震・免震 | 5.0 |
前田建設工業×住友不動産
タワーマンションの建設が顕著なエリアにて、施工が前田建設工業、売主が住友不動産のタワーマンションを新築購入しました。
2014年に契約し、2016年に竣工だったため、マンションの場所とモデルルームでの判断で購入を決定しましたが、大手の建設会社が請け負っているということで安心感がありました。
実際に入居してみても、モデルルームの時に感じた印象と遜色なく、満足しています。1年点検、2年点検と、実際に前田建設工業の方に直接室内を見てもらうのも安心ポイントでした。
床暖房を入れているのですが、フローリングと壁の間に隙間が出来てしまい、1年点検の時に質問したところ、「床暖房とエアコンによる空気の乾燥で出来ている隙間で、季節的なものですが、気になるようでしたら次の点検時に再度お伝え願えますか。」との丁寧な回答をいただきました。
そして1年後、こちらはすっかり忘れていたのですが、点検担当の方から、「去年の点検時に気になったフローリングと壁の隙間はいかがでしたか?」と質問してくれました。点検時の引き継ぎ事項もしっかりしていることが分かり、より安心感が増しました。
満足度4.0
外観・内装 | 4.0 |
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共用部 | 4.0 |
防音性能 | 5.0 |
耐震・免震 | 5.0 |
大手ゼネコンなら安心
永住予定でマンションの購入を考えていたので、物件選びは慎重にしたいと思っていました。まずは部屋自体の広さと周辺環境や最寄駅までの距離、学区などの希望条件と価格の兼ね合いでエリアを選び、その中で探していました。
そうした購入前の時期に東日本大震災が起こり、マンションの構造自体の重要性も再認識しました。ですが、構造の安全性をちゃんと理解するのは、やはり素人には難しいですね。説明を受ければなるほど!と思いますが、何せ知識がないので、はっきり言ってしまえば、それがホントかウソかもわかりません。
今のマンションを選んだのは、上記の希望条件と価格の折り合いがついたのと、内装の雰囲気が気に入ったのが最終的な決め手でしたが、施工が大手ゼネコンであるということも大きな安心材料になりました。
ドームや高層ビルなどの大規模な建造物を造っている会社なら、マンションの構造に関してもしっかりしたものが造れるのではないかな、と思いました。相変わらず地震の多い日本ですが、家に関してはまずまず安心して暮らせています。
外観・内装 | 4.0 |
---|---|
共用部 | 4.0 |
防音性能 | 5.0 |
耐震・免震 | 5.0 |
地震に強くて安心できる
マンションに住む場合には、その建物を建築する施工会社がポイントとなります。前田建設工業が施工したマンションに住んで10年が経過していますが、特に問題となる箇所はありません。
強いていうならば、マンションの建物自体のヒビ割れが少し気になります。例えば、躯体自体にヒビ割れが発生しているわけではありませんが、地下の駐車場の路面には無数のヒビ割れが入っています。
東日本大震災においても、マンションの建物自体の損害もなく、さらに揺れも震度5強という中で、その数字が想像できないくらいの少ない揺れで終わりました。
マンション自体を建設している時も、建設途中のマンションの内部の見学会もあり、施工内容を詳しく案内をしていただく機会もありました。
個人的には、前田建設工業の品質や信頼性は高いと言えます。そろそろマンションの大規模修繕の工事も始まり、それを前田建設工業が実施すると聞いていますので、安心して施工を任せられると思っています。