就職先や転職先を検討する際に重要なポイントとなるのが「仕事内容」です。業界や業種によって仕事内容は大きく異なりますので、こちらのページではゼネコン各社の主な仕事内容をご紹介したいと思います。入社後に必ず希望の職に就けるとは限りませんが、就職活動や転職活動などを行う際の参考にして頂ければと思います。
採用情報ページをチェック
ゼネコンの仕事内容を知りたいという方におすすめなのが、各社の公式ホームページにアクセスをして、ホームページ上で公開されている採用情報を確認することです。採用情報のページには「私たちの仕事」や「職種別社員インタビュー」などといったコンテンツが設けられていることが多く、これらは非常に参考になります。
13歳のハローワーク
子ども向けに500以上の職業を紹介している「13歳のハローワーク」という書籍があります。学校の教材として採用されるなど、大きな注目を集め、130万部以上を売り上げたミリオンセラーです。公式ホームページも用意されていて、ホームページ内には業界特集のコンテンツが設けられています。
その中に「生活空間と街をつくる ― 総合建設業(ゼネコン)の仕事」というページがあります。ゼネコンという仕事を子どもでも分かるように易しい言葉で解説しているため、とても分かりやすく、おすすめです。実際に勤務されている方々へのインタビューも掲載されていて、具体的な仕事内容も把握することができます。
内勤
内勤の仕事内容をご紹介します。オフィスに毎日出社して日々の業務を行うというスタイルです。外勤と比較すると部署が多岐に渡っていて、どの部署で仕事を行うかによって内容も大きく異なります。また、その部署が扱っている仕事内容に関する専門的な知識も求められ、特定の資格を必要とするケースもあります。
営業
外部から仕事を貰ってくる仕事です。大きなビルや複合商業施設を受注することもありますし、マンションや集合住宅のような居住を目的とした施設を請け負うこともあります。大まかな流れは「お客様が求めているニーズを引き出し、具体的な提案を行い、受注を受ける」という形になります。
設計
ゼネコンによって設計部門を自社で持っているところと、設計は提携している設計事務所に任せるというところがありますが、前者の場合は社内に設計を担当する部署が設けられています。これから建てる予定の建物の設計や監理などが業務に含まれ、内勤とは言えども週に1,2回は現場に足を運ぶというケースが多いです。
研究開発
数ある内勤職の中でも、最も専門性を求められる部署です。近年は顧客のニーズが多様化していて、その様々なニーズに応えるため、ゼネコン内の研究所では技術開発が進められています。独自開発した技術は自社にしかない強力な強みになる可能性を秘めていますので、各社とも研究開発への投資を積極的に行っています。
外勤(現場)
外勤の仕事内容は「現地の作業所で構造物の建築を行うこと」です。そのため、外勤ではなく現場と呼ばれることもあります。自社だけではなく複数の外部業者と協力して、構造物の完成を目指します。安全第一を徹底した上で、工期内の完成を目指すため、マネジメント能力やコミュニケーション能力などが求められます。